顔のシワ・たるみ・シミは、加齢とともに誰にでも現れる変化です。ただし、同じ年齢でも「若々しく見える人」と「実年齢より老けて見える人」がいるのも事実。そこには、生活習慣だけでなく 顔立ちのタイプ(皮相系か骨相系か) も深く関わっています。
本記事では、
- 皮相系・骨相系それぞれの顔立ちの特徴
- どちらが老け見えしやすいのか、その理由
- 今日から始められるエイジングケアの具体策
を分かりやすく解説します。自分の顔タイプを知り、「なんとなく老けて見える」原因を一緒に整理していきましょう。
顔立ちタイプで変わる「老け見え」の印象
顔の印象を左右する代表的な老化サインには、次のようなものがあります。
- シワ(ちりめんジワ・表情ジワなど)
- ほほやフェイスラインのたるみ
- シミ・くすみによる肌トーンの低下
「年齢だから仕方ない」と思いがちですが、見た目年齢を決めているのは加齢だけではありません。 実は、
- 元々の骨格バランス
- 筋肉や脂肪の付き方
- 皮膚や軟部組織のボリューム
といった「顔立ちのタイプ」によっても、同じ年齢でも老けて見えやすいかどうかが変わってきます。
ここでは、顔立ちを大きく 「皮相系」と「骨相系」 の2タイプに分けて、それぞれの特徴を見ていきます。
皮相系とは?やわらかく見えるけれど、たるみが出やすいタイプ
皮相 とは、顔面の筋肉や軟部組織(皮膚・脂肪など)が比較的豊かで、表情筋のラインがなめらかに出ている状態を指します。具体的には、次のような特徴が挙げられます。
- 軟部組織が骨にしっかり巻きつくようについている
- 顔の脂肪が多めで、全体的にふっくらして見える
- 骨格よりも「肉付き」の印象が強い
そのため、皮相系の人は、
- 顔の彫りが浅く、凹凸が少ない
- 立体感が出にくく、「のっぺり」と見えやすい
と感じられることもあります。
一方で、皮相系は メイクアップが映えやすい顔立ち でもあります。陰影やカラーを足すと一気に華やかになるため、
- すっぴんだと少し地味に見える
- メイク次第で別人級に垢抜ける
というギャップを楽しめる、“実は得な顔タイプ”です。
皮相系が老けて見えやすいポイント
皮相系は、若い頃は「やわらかくて可愛い」「優しそう」と好印象を持たれやすい一方で、ある年齢を境に老け見えしやすい という側面もあります。
その理由は、
- 皮膚や脂肪などの軟部組織が重力の影響を受けやすい
- 加齢とともに組織が下垂し、ほほやフェイスラインのたるみとして現れやすい
からです。骨の支えが弱い部分では、とくに「ほうれい線」「マリオネットライン」といった影が濃くなり、実年齢以上に老けて見えることがあります。
骨相系とは?メリハリのある大人顔タイプ
一方の 骨相 は、骨格の構造や形状によって顔の印象が形作られているタイプです。代表的な要素には、
- 頭蓋骨や顔全体の輪郭
- あごの形・大きさ
- 鼻梁(鼻筋)の高さ
- 頬骨の位置や張り出し
などが挙げられます。
骨相の大きな特徴のひとつが 頬骨。顔の中央部、眼窩の下に位置する頬骨がしっかりしていると、
- 顔にメリハリが出る
- オーラのある、印象の強い顔立ちになる
といった効果が生まれます。
骨相系の人は、
- 目鼻立ちがくっきりしている
- コントラストが強く、印象に残りやすい
タイプで、いわゆる「美人芸能人」「イケメン」に多い顔立ちとも言えます。
骨相系の老け見えの傾向
骨相系は、
- 骨格の支えがしっかりしている
- フェイスラインが崩れにくい
といった理由から、大きく崩れた印象になりにくいタイプ です。ただし、
- 目もと・口もとなど、パーツまわりのシワ
- ほうれい線のシャープさ
が目立つと、「きつく見える」「疲れて見える」という印象が強くなりがちです。
どちらが老けやすい?皮相系と骨相系の違い
一般的には、皮相系のほうが骨相系よりも老け顔になりやすい と考えられています。
- 皮相系:軟部組織が豊かで、加齢とともにたるみ・下垂が目立ちやすい
- 骨相系:骨の支えが強く、輪郭が保たれやすい
といった違いがあるためです。
皮相系では、
- 頬のボリュームが下がってほうれい線が深くなる
- 口角が下がり、マリオネットラインが目立つ
- フェイスラインがぼやけ、顔全体が下に落ちたように見える
といった変化が起こりやすく、「若い頃とのギャップ」が大きく出がちです。
一方、骨相系は、
- 輪郭がはっきりしているため、大人っぽい印象がキープされやすい
- 多少たるみが出ても、骨格のフレームが顔全体を支える
というメリットがあります。ただし、シワやくすみが出てくると一気に疲れた印象になることもあるため、骨相系=老けない というわけではありません。
皮相系のためのエイジングケア対策

ここからは、とくに 皮相系の人が若々しさをキープするための具体的な対策 をまとめます。
1. スキンケア:まずは徹底した保湿から
肌が乾燥すると、
- 透明感が失われてくすみやすくなる
- 小ジワ・ちりめんジワが目立つ
- ハリがなくなり、たるみが強調される
といった変化が起こります。
そのため、
- 化粧水で水分をたっぷり与える
- 乳液やクリームで油分を補い、うるおいを閉じ込める
- 必要に応じて、美容液でハリ・弾力ケアをプラス
といった 基本の保湿ケアを丁寧に続けること が、エイジングケアの第一歩です。抗酸化成分やコラーゲンケア成分が配合されたアイテムも、肌状態に合わせて取り入れてみましょう。
2. マッサージ:習慣にすると、たるみ対策に
加齢とともに表情筋がこわばると、血行やリンパの流れが滞り、むくみやたるみにつながります。そこでおすすめなのが、マッサージを取り入れたエイジングケア です。
- スキンケアのついでに、こめかみ・フェイスライン・首筋をやさしくほぐす
- クリームやオイルを使って、摩擦を抑えながらマッサージする
といった簡単なケアでも、コツコツ続けることで「なんとなく疲れて見える顔」から少しずつ抜け出すことができます。
3. 美容医療:ピンポイントで老け見えサインをリセット
「セルフケアだけでは追いつかない」と感じたら、美容医療という選択肢 もあります。
- レーザー治療:シミ・くすみ、ハリ不足の改善
- フィラー(ヒアルロン酸など):ボリュームロスや深いシワの補正
- マイクロニードル系施術:肌の再生力を高めるケア
など、老け見えの原因に合わせてアプローチできます。
大切なのは、
- 信頼できるクリニックを選ぶこと
- 医師と十分にカウンセリングしたうえで施術内容を決めること
です。リスクやダウンタイムも含めてきちんと理解し、「自分が納得できる選択」をするようにしましょう。
4. 小顔テープ:今すぐ印象を変えたい日のレスキューアイテム
「今日だけでも、少しでも若く見せたい」「フェイスラインをすっきり見せたい」というときに活躍するのが、小顔テープ のような即効性アイテムです。
極薄のテープをこめかみやフェイスラインに貼ることで、
- たるんだ部分を物理的に引き上げる
- 横顔やフェイスラインをシャープに見せる
といった効果が期待できます。メイクの上からでも目立ちにくいタイプを選べば、
- 通勤やお出かけ
- 写真撮影やオンライン会議
など、「ここ一番」のシーンでも心強い味方になってくれます。
5. 食事・サプリ:内側からのエイジングケア
私たちの体にはもともと、
- 抗酸化物質
- ホルモンバランスを整える成分
などが備わっていますが、加齢とともにその力は少しずつ低下していきます。そこで意識したいのが、抗酸化成分を含む食材やサプリメント です。
- ビタミンC・E
- ポリフェノール
- カロテノイド
- オメガ3脂肪酸
などをバランス良く取り入れることで、肌だけでなく全身のエイジングケアにつながります。
6. ライフスタイルの見直し
最後に、見落としがちだけれど大切なのが 毎日の生活習慣 です。
- 喫煙や過度な飲酒を控える
- 紫外線対策を一年中意識する
- ストレスケアと十分な睡眠を心がける
といった基本をおろそかにすると、せっかくのスキンケアや美容医療の効果も半減してしまいます。
特に睡眠中は、肌の修復やターンオーバーに関わるホルモンが分泌される大切な時間。睡眠不足が続くと、シワやたるみだけでなく、くすみやクマなどさまざまな老け見えサインが一気に進んでしまうことがあります。
まとめ:自分の顔タイプを知り、「今できる一歩」から始めよう
- 皮相系はやわらかく若々しい反面、たるみが目立つと一気に老け見えしやすい
- 骨相系は輪郭が崩れにくいものの、シワやくすみが出始めると疲れた印象になりやすい
- どちらのタイプでも、保湿・紫外線対策・生活習慣の見直しはエイジングケアの基本
顔立ちのタイプは生まれ持ったものですが、老け見えを遅らせることは、今日からでも始められます。
「もう遅いかも」と感じている人こそ、まずは毎日のスキンケアや生活習慣から、できることを一つずつ積み重ねてみてください。少しずつでも、鏡に映る自分の表情が変わっていくはずです。
