この記事のゴール
- むくみ対策としての「温冷」の役割を理解する
- 朝・夜・交互モードの正しい使い方と時間目安を把握する
- 顔型別の固定法で“ズレない・ムレない”を実現する
温冷で何が起きる?(プロの要点)
- 冷却(クール):表層温度を一時的に下げ、血管収縮で浮腫を抑制。撮影・外出前の輪郭キープに有効
- 温熱(ウォーム):表層~浅層の循環を促し、硬くなりがちな筋膜・皮膚を緩める。夜のリカバリー向け
- 交互:クールとウォームを短サイクルで切替え、ポンプ様の循環刺激を狙う
正しい使い方(時間・順序・コツ)
朝(クール 5分目安)
- フェイスライン→頬→目周りの順に軽圧であてる(目周りは短時間)
- 30秒休止して呼吸を整える
- ヘアセットやベルト類は使用後に実施(ズレ防止)
夜(ウォーム 5–8分目安)
- こめかみ→耳後→鎖骨ラインの順に温める
- 仕上げにローラーやカッサで2–3分流すと効果が安定
交互(計6–8分)
- クール90秒 → 休止30秒 → ウォーム90秒を2セット。肌負担を感じたら即終了
⚠️注意:敏感肌や皮膚炎の既往がある場合は短時間から。目へ強い圧・長時間の密着は避ける。
顔型別・固定のコツ(ズレ/ムレ対策)
- 丸顔:下部バンドをV字で折返し、顎下の密着面積を増やす
- 面長:上部バンドを耳上で軽めに固定し、額の冷え過ぎを防止
- 小顔:余った面ファスナーを内折り“リング”を作り、中心への接触を安定
素材と構造の見かた(選び方の指針)
- 接触面:シリコン面はクールの熱伝導に有利、繊維面は吸湿発熱でウォームに有利
- 反応層:相変化(PCM)タイプは温度の立上がり/保持が安定しやすい
- 保持フレーム:形戻り性能と頭囲対応幅(目安45–65cm)をチェック
よくある質問(FAQ)
- Q. 何分が目安?
- A. 朝クールは合計5分、夜ウォームは5–8分、交互は6–8分。肌や体調に合わせ短時間から慣らす
- Q. 目元は?
- A. 目周りは短時間・軽圧。直接圧迫せず、頬骨外側からの間接冷却が安全
- Q. メイク前後どちらで?
- A. クールはメイク前推奨。ウォームは就寝前の素肌ケアと相性が良い
- Q. 併用は?
- A. 朝はクール→(必要なら)透明リフトアップテープ、夜はウォーム→軽いリンパ流しが相性良い
安全と免責(必ずお読みください)
- 本製品は美容・リラクゼーション用途であり、疾病の診断・治療・予防を目的とする医療機器ではありません。
- 禁忌・注意:活動性皮膚炎/傷口/直近の美容医療施術(レーザー・高周波・注入直後など)は使用を避ける。糖尿病など循環障害のある方、妊娠中、光線敏感症の既往がある方は医師に相談。
- 使用上限:単回10分以内、1日合計20分以内。交互モードは合計6–8分。赤み・痛み・痺れ・強い違和感を感じたら直ちに中止し、皮膚の状態が回復してから再開してください。
- 温度の安全域:冷却は肌面5℃未満にならないよう注意。温熱は42℃を超えないこと。冷凍使用時は必ず薄布や付属カバーを介す。
お手入れ・保管・交換
- 毎回:中性洗剤で手洗い→水気を拭き取り→陰干し。高温乾燥・直射日光・ドラム乾燥は不可。
- 週1回:70%エタノールで表面を軽く拭き取り(ゴム・面ファスナー部は擦りすぎ注意)。
- 交換目安:表面のひび割れ、ゲルの滲出、強い異臭、弾性・粘着力の著しい低下が見られたら使用を中止し交換。
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